新体制のご報告
平素、劇団5454を応援してくださりありがとうございます。主宰の春陽漁介です。
改めましてのご報告になりますが、劇団5454は2022年4月17日の10周年に第16回公演『嫌い』の千秋楽を以て俳優部を解体いたします。
2022年4月18日より俳優部を持たない劇団となり、公演の際はプロデュース公演を基本として、公演毎に座組を変えながら作品を上演してまいります。
4月18日から始まる新体制では、私、春陽漁介が主宰を続投します。運営メンバーには、現俳優部から森島縁、榊木並、窪田道聡、及川詩乃が残ります。さらに、『溢れる』より制作に携わってくれていた、堀萌々子、横山真理乃の両名が加わり、7名で活動をして参ります。
退団するメンバーは、高野アツシオ、村尾俊明、佐瀬恭代、小黒雄太、石田雅利絵の5名です。村尾、佐瀬、小黒、石田の4名は個人で活動を続けますが、高野は、俳優業から退く決断をいたしました。
体制変更にあたり、私からの決意表明も最下部にしたためておりますが、先に俳優部それぞれからご挨拶をさせていただきます。
いつも応援してくださり、ありがとうございます。森島縁です。
まもなく10年という節目を迎えるにあたり、日頃より応援してくださっている皆様、支えてくださっている関係者の皆様には心から感謝の気持ちでいっぱいです。
佐瀬さんとの二人芝居『スケッチ』で、佐瀬さん演じるよっちゃんが歌っていた朝食の「変わらないのに変わっていく朝」という歌詞。
きっとそんな朝を繰り返して10年。個々で少しずつ変わっていったものが、結果大きく変わって見える日が来たのだと思います。
私は5454の運営メンバーとして残るという決断をしました。
よっちゃんとまゆゆが歌を完成させて明日を迎えられたように、まずは『嫌い』を劇団5454史上最高作と言われる作品にして、新体制への一歩をしっかり踏み出そうと思います。
個人的な今後の野望としては、小さい規模でも、もしくは舞台公演じゃなくても、5454から発信される作品を増やしたいと思っています。
これからの5454に興味と期待を抱いていただけるよう頑張りますので、引き続き応援していただけると嬉しいです。

いつも劇団5454を応援していただき、誠にありがとうございます。榊木並です。
この度、『嫌い』の公演を最後に俳優部が解体されることになりましたが、私は劇団5454の所属を続投することにいたしました。
劇団5454に第4回公演から参加した私は、療養で休団していた期間もありながら8年所属していることになります。
上演してきた作品が、たくさんの思い出と共に心に深く残っています。
私は、現劇団員、旧劇団員たちが作ってきた作品を、携わってくれた方々の想いもあわせて大切に残していきたいと思っています。
沢山の人に5454の作品を届けたいですし、応援してくださる方にもっともっと楽しいと感じられる時間を創っていきます。
退団するメンバーもどんどん進化するでしょうから、負けられません。いつかまた一緒に作品が創れる日を、心から楽しみにしています。
新生5454をどうぞよろしくお願いします。

日頃から応援いただきありがとうございます。窪田道聡です。
劇団5454の体制変更で俳優部の解体ということで、4月の本公演をもって今のカタチは終わりを迎えます。
これを機に離れる者、残る者それぞれです。
4月18日から始まる新体制に僕は残ります。新しい5454がどういうカタチになっていくのかはまだ完全に決まっているわけではありません。これからそれを作っていこう、作っていきたいと強く思い5454に残ることを決めました。
主宰は変わらず春陽ですが、今後の企画やプロデュースは僕が先導をきっていこうと思っています。ずっと応援していただいているお客様にはもちろんのこと、新しく5454を好きになってくれる人が沢山増えるような企画を次々に生み出していきたいなと。
そして劇団5454自体をもっと大きく、魅力的な団体にしていきたいと思います。
今後とも劇団5454をどうぞよろしくお願いします。

いつも劇団5454を応援していただきありがとうございます。及川詩乃です。
この度の新体制変更において、私は今後も劇団5454に在籍することを決めました。
2年前の私が入団を希望した理由のひとつに、春陽作品の軽快なユーモアやテーマの掘り下げ方、キャラクターへの共感性に心を打たれたことがあります。
入団してからの2年間、面白い作品が生まれる瞬間をたくさん目の当たりにしました。テーマをとことん考える作業や、その場でシーンを積み上げていく時間はとても刺激的で愉しみの尽きない時間でした。また、春陽氏の綴る台詞・文章、日頃の言葉選びには強く憧れを持っております。
これからもこの場所でその愉しい瞬間に立ち会うために、私は劇団5454に残ります。
今後、私が進めていきたいことの1つとしては、過去作品を編集し紙やデータで戯曲として残していくことがあります。
それは、5454作品が読み物としても面白いからという理由があります。活字で見ることによって頭の中で自由に想像したり、演出にない部分の物語や考察に思いを巡らせたり、読み手に委ねる力が5454作品には備わっていると感じます。
また、近年『ト音』を上演してくださる学生団体さんが多く、私たちが上演する以外にも5454作品を多くの方に楽しんでいただける可能性があることに気付きました。他の作品も他団体さんに上演していただきやすくし、5454を多くの方とシェア出来る土台を作ります。
新体制となりさらなる出会いを期待して、作品創りをして参ります。
どうぞこれからも劇団5454をよろしくお願いいたします。

劇団5454は晴れて10周年を迎えます。新体制になるこの門出に、石田雅利絵は卒業いたします。
「劇団5454俳優部」と名乗ることに誇りを持っていました。入団してからは、たくさんの素晴らしい人たちと出逢い、みんなと一緒にたくさんの素晴らしい景色を見ました。それは絶対にひとりでは見られなかった景色です。
お客さまがいて、劇団員がいて、スタッフの皆さまがいて。そんな中にいられることが心から幸せでした。
応援してくださった皆さま、今もこれからも応援してくださる皆さまに心より感謝申し上げます。
春陽はたくさんの愛すべき役を書いてくれました。どの役も不器用で、真っ直ぐで、人間らしくて、本当に愛すべきキャラクターたち。自分の役だけでなく、すべての役が生き生きと、今もわたしの中にいます。
劇団5454の役は主に当て書きです。台詞を書いてもらえること、しかもあて書きなんて、とんでもない贅沢です。
そんな贅沢にどっぷり浸かった日々は、これからの人生の教訓であり、ずっと忘れない瞬間の積み重ねです。
そんな瞬間を一緒に歩んだ劇団員、元劇団員、スタッフの皆さま、関係者の皆さま、客演してくださった皆さまには感謝と愛でいっぱいです。
卒業後、やりたいことは山ほどあります。
今までやってきた音楽、踊りはもちろん、あんま師の資格も取りたい。でも、生涯いち役者。心技体を大切に育み、鍛えていきます。これからも研鑽を積む覚悟です。
4月に控える『嫌い』
生の舞台で、お客さまと作品を創る、共に生きる時間がまたやってくるかと思うとわくわくです。いつも通り、最後まで「劇団5454俳優部」の石田雅利絵として、誇りをもって全うします。
これからも劇団5454をどうぞよろしくお願い申し上げます。

大学を卒業したばかりで、技術も経験も乏しい僕を仲間に加えてくれてから8年。本当にたくさんの経験をさせてもらいました。
不器用な僕に対して諦めずにここまで向き合い続けてくれた、劇団員や、今は違う道で頑張っている元劇団員。そして5454を応援してくださっている皆様の支えのおかげでここまで来ることができました。
僕にとってこの決断は、別れではなくステップアップです。
今、僕にはお芝居以外でも新しく挑戦したいことがあります。劇団員の皆が笑顔でそのチャレンジを応援してくれた姿がとても誇らしく、胸を張って新しい道を進んでいきたいと思うことができました。演劇を辞める、ということではないので、またこの仲間たちとお芝居を作ってお届けする日を目指して、一味変わった僕が舞台に立てるように前に進んでいこうと思います。
新しく生まれ変わった劇団5454は今まで以上に皆さんの日常に彩りを添えられるような団体に進化していきますので、どうか温かく、変わらずに応援してくださると幸いです。
またすぐにお会いしましょう!

劇団5454は結成10周年の4月17日をもちまして、俳優部を解体し運営部のみの劇団となります。
それに伴いまして、わたくし佐瀬恭代は劇団5454を退団いたします。
旗揚げに参加して10年。いままで5454を応援してくださった皆さま、携わってくださった皆さま、そして劇団員、元劇団員には感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも演劇は続けたいと思っておりますので、またどこかでお目にかかれるよう頑張ります。
本当にありがとうございました。
現体制での最後の公演『嫌い』、見届けていただけたら嬉しいです。

私、村尾俊明は第16回公演『嫌い』をもちまして劇団5454を退団いたします。
数年前、心と身体を壊した時期がありました。方々に多大なご迷惑をおかけし、普通の生活の中でふと不安を感じる自分に戸惑いました。
今現在は、俳優活動に支障ないものの、劇団が先に進もうとしている時に共に運営をしていく仲間であり続けられるのか不安があります。そんな想いから、もう一度一人の役者に戻り活動していこうと決断いたしました。身勝手な結論で本当に申し訳ありません。
『嫌い』はちょうど結成10周年の記念公演です。ご心配おかけした方達にも安心していただけるよう、劇団員としての10年間の全ての想いを舞台上に乗せ、皆様に5454を楽しんでいただけるよう頑張ります。
最後になりますが、プロデュース時代を合わせれば10年以上という長い月日を共に過ごした、春陽漁介、劇団員、そして応援してくださった皆様。劇団公演にご協力いただいたキャスト、スタッフの皆様。すべての関係者の方々には感謝の言葉しかありません、間違いなく僕の役者人生を大きく変えてくれた濃密な10年間でした、本当にありがとうございました。
劇団5454をこれからも変わらず末永く応援していただければ幸いです。

いつも劇団5454を応援していただき誠にありがとうございます。高野アツシオです。
この度の俳優部解体のタイミングで、劇団5454を卒業することを決断いたしました。退団という言葉ではなく卒業を選ばせていただきました。
主宰の春陽とは古くからの付き合いで、劇団5454の前身となるプロデュースユニット四方八方の時代から春陽の作品を観劇し、出演する中で、創り出される作品に強い共感を得ました。
2012年、当時所属していた劇団を退団し、役者一本で生活できるようにする為、小劇場から離れ映像作品に集中した活動を行おうとしていた頃、劇団5454の旗揚げオーディションの話を耳にしました。
小劇場を離れることを決めていたのですが、春陽作品を劇団員のみで創り上げる事を想像した時の興奮を抑えきれず、これが最後の劇団にしようと、決断を覆しオーディションを受け、旗揚げメンバーとなりました。
集まったメンバーにも恵まれ、想像通り、作品創りに没頭しながら、公演を重ねることができました。
劇団には感謝しかありません。
夢だった故郷大阪での公演や、劇団として外部から仕事を受けること、イベント開催などなど、多くの活動を行うことができました。そして何より、温かいお客様に支えていただいていること。
個人的な事情で、東京を離れることになり、劇団活動が困難となってしまったため卒業する運びとなりました。
私にとって、劇団5454は最後の劇団です。劇団5454の一員になったことが役者人生の宝となりました。
これから劇団5454は新しい体制となりますが、お客様に楽しんでいただく作品創りをすることは何一つ変わりません。私も劇団5454の一ファンとして、見守っていきたいと思いますので、引き続き皆様には劇団5454を応援していただけると幸いです。
劇団員としての最後の公演。
劇団員、スタッフ、そしてお客様。全ての人に感謝の気持ちを込めて演じます。
楽しんでいただけるよう全力で頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。

改めまして、春陽漁介です。
応援してくださる皆様のおかげで続けてこられた10年間です。本当にありがとうございます。なのに、5454を維持出来なくなってしまったことは、申し訳なさでいっぱいです。
思い返すと、私は、ホームの居心地を良くすることばかりに注力してしまった気がします。清潔で、暖かくて、誰が来ても居心地の良い家。小さくても「実家がある」という安心感を維持することに必死になっていました。
でも、ホームを大きくしたいなら、土地を広げて増築したり、離れた場所に家を借りたりする他ないのです。隣の土地や、まだ見ぬ土地に挑戦してこそ飛躍があるはずです。
新生5454は、みんなで家事をしたり、食材を獲りに行ったり、土地を買ったり借りたり、増築したり、ガレージを立てたり、借家したり……etc.
世帯主は私ですが、メンバーそれぞれが考える企画が、自由に、勢いを持って実現していくことになるでしょう。
今後の舞台企画では、退団メンバーとまた一緒に創作出来る日が今から楽しみでなりません。きっともっと進化した俳優として参加してくれるはず。その時、劇団5454が参加したくてたまらない魅力的な団体であることをここに誓います。
最後になりますが、長らく応援をいただき、改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。
現状の体制での最後となる4月公演は2022年4月13日(水)〜17日(日)、赤坂RED/THEATERで行います。
どうか見届けていただけますと幸いです。
【54PASS会員の皆様、ご入会をご検討いただいている皆様へ】
この度の体制変更に際し、2022年5月1日(日)より、54PASSのサービス内容や利用規約を一部変更させていただく予定でございます。
※変更内容は3月10日(金)に告知の上、会員の皆様にはメールにてご連絡させていただきます。
〈対象〉
・2022年4月18日(月)以降に新規ご入会される方
・ご継続会員様(更新月の翌月より順次適用)